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straysheepのなにか好きなもの

フィギュアスケートと読書と映画と雑貨といろいろ、について

1日の最後におしゃべりしたい人 「恋人たちの予感」

映画感想
梅雨のしとしと雨が続く休日、家事もあまり捗らなくてなにをしようかな〜、などと考えながら、恋愛映画を見たくなって「恋人たちの予感」を見始めた私。
前田敦子の本を読んだら、また観てみたいなぁという気持ちになりました!


恋人たちの予感」の原題は、
When Harry Met Sally  
で、『ハリーがサリーに会った時』という題。
メグ・ライアンのロマコメ作品には素敵なものが多いけれど、これは私の中で「めぐりあえたら」と並んでパーフェクト!ロマコメの王道なので安心して楽しめます。

最初に会った時は、喧嘩ばかり。
最低最悪の印象を持ったふたり。
シカゴからニューヨークに向かう車の中で、ネガティブなことばかり言うハリーに対して、サリーは本当に嫌がってる。
ハリーがとサリーの間にはいろいろあって、2人が結ばれるまで、なんと15年もかかってる!
友情と恋のあいだの微妙な関係の上で成り立ってる2人の関係がみていてもどかしい。

そして、この映画を見ると読みたくなるのが鎌田敏夫「恋愛映画」。

恋愛映画 (新潮文庫)

恋愛映画 (新潮文庫)

こちらは結婚を控えた女性とバツイチ男性が出会い、一緒に映画を観て食事をして映画について恋についておしゃべりして、とても楽しい時間を過ごす。
その後何度も「さようなら」「これが最後」と言い合いながら、やはりふたりは何度も食事をしながら映画の話・恋愛の話で弾み、お互いがお互いを大切なかけがえのない人だと実感してゆく物語。
とにかく、映画について語るふたり。

そのなかで、「恋人たちの予感」について語る回があり、映画をみていたときにも素敵だなと思ったセリフが印象的に使われます。
それは映画のなかで、ハリーがサリーに
「1日の最後におしゃべりしたいのは君なんだ」と語る場面。
1日の最後におしゃべりしたいと思うのは、もちろん好きな人、一緒にいたい人です。
映画のなかのハリーとサリーも、小説のなかのふたりも同じ。
お互いがお互いほどたくさんおしゃべりしたことはなかったし、かけがえのない人だと想い合う。

何度も観ても、何度読んでも素敵。

映画はラブコメで楽しみながら笑いながら観れる。
小説のほうはちょっとオトナの恋愛で、時々繰り出されるセリフにドキドキしてみたり、です。
梅雨の静かな時間におすすめな物語。