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straysheepのなにか好きなもの

フィギュアスケートと読書と映画と雑貨といろいろ、について

まるで映画を観た後のような、、、森博嗣「暗闇・キッス・それだけで」

森博嗣さんの小説は、犀川先生が関わってくるS&Mシリーズ、Vシリーズ、Gシリーズなど以外ではほんの数冊しか読んだことがなかったのだけれど、タイトルからして「どきどきフェノミノン」のような恋愛ものかしら?と手に取った1冊。

…「暗闇・キッス・それだけで」ってFLYING KISSの「暗闇でキッス〜Kiss in the darkness」を思い出しちゃったのは、私の年齢のせいかしら

恋愛もほんのり絡んでいるけれど、ミステリーでした。
「ゾラ・一撃・さようなら」の続編とのことだけれど、読んでなくもぜんぜん大丈夫でした。
というか、そうだったの、、続編!
読まなくちゃ!

ゾラ・一撃・さようなら (集英社文庫)

ゾラ・一撃・さようなら (集英社文庫)

日本にそぐわない探偵というものを職業にしている頸城は、元恋人の依頼でIT長者ウィリアム・ベックの本を書くために避暑地の別荘へやってきたが、そこでウィリアム家の主治医が殺され、続いて第2の殺人が起こり、、と物語は展開していく。

避暑地の別荘というのがウィリアム・ベックの別荘なんだけれど、由緒正しいイギリス風マナーハウス
避暑地、探偵、マナーハウス、オープンカーでのドライブ、美女、ということでグレース・ケリーの古い映画みたい!

ミステリーとしてはまあまあなんだけれど、雰囲気で読めちゃった。
あと、森さんの独特な文章が好きならイケます!
淡々と進むので、それがダメだと厳しい。

概して男性のほうがロマンチストなんだというのを、この小説でも物語っていて、、、ラストの頸城と元恋人との関係はほろ苦い。

帰り道、若い女友達に「失恋?」って図星あてられちゃう場面が好き。
最初に一緒にオープンカーに乗ってきて途中別々になり、ラストでまた合流するこの赤座都鹿という女性もかなり素敵。素直で可愛いタイプ。
シリーズとして続くのかな?