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思い出があふれてくる! 「なんたってドーナツ 美味しくて不思議な41の話」

ちくま文庫早川茉莉編。

タイトルの通り、ドーナツの思い出をそれぞれ41人が語っているのをまとめた1冊。

村上春樹江國香織など、お気に入りの作家さんのエピソードは読み覚えがある。多分どこかのエッセイの1編からもってきたのかな。

数年前に流行ったクリスピークリームドーナツのようなふわふわのドーナツの思い出よりも、昔お母さんが作ってくれた系のドーナツの思い出を読んで、私も走馬灯のようにいろいろドーナツに関する思い出が浮かんできました。

うちの母のドーナツは、まあるく穴のあいているのではなく、ただ生地を丸めたゴツゴツしたものをあげて、砂糖をまぶしたもの。
見た目は余所のお母さんの作ったものに比べて微妙なんだけど、おやつにでてくるとあつあつでとても美味しかったな。
まあるく穴をあけないから火が通りにくく、中まで火を入れなければならないし、ということでいつも少々揚げすぎ?な風貌をしていたドーナツ。
穴をあけないのは彼女がちょっと手を抜いたからだと思われるけど(うちの母はちょっと粗忽者でめんどくさがりな一面がある)、でも遊びに来ていたお友達とみんなで食した楽しい思い出。

次の思い出もやはり母と一緒に行った駅近くのミスタードーナツ
駅前にちょっとしたミスドがあったんだけど、母と一緒に行くときは駅から少しだけ歩いたところにあった、大きめのミスタードーナツ
フロアの真ん中に回転木馬がおいてある、あのミスド
都会ではなくうちの近所にあったのが不思議、ですがとにかくそこでよく二人でお茶しました。
たぶん、高校の面談の帰り道とかそんなとき。
なんか、映画や小説にでてくる高校生が学校帰りに寄り道しているお店っぽくて、とてもワクワクしたなぁ。

最近では、まだ新宿店で2時間待ちとかの頃のクリスピークリームドーナツを、有楽町店は朝は並ばない!とか言って会社の上司がお土産に買ってきてくれたこと、とか。女子社員大喜びの巻。

飲み会のあと、終電間際まで友達といろいろ語り合ったダンキンドーナツとか。
いまだにダンキンドーナツを見かけると恋バナばかりしていた頃を思い出して、楽しかったなと顔が緩む。

考えると、ドーナツはほかのケーキ類よりも思い出すことがたくさんある。
とても身近はおやつだったなぁ。

ほかの人の思い出を読んで、自分もたくさん思い出してしまう。なんか面白い連鎖反応。
そして誰かと話したくなるので、ミスドでもまた行きますかね。カフェオレおかわり自由だし!