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straysheepのなにか好きなもの

フィギュアスケートと読書と映画と雑貨といろいろ、について

宮部みゆき 「ソロモンの偽証2 第一部事件下巻」

あっというまに第一部事件 下巻も読了。

なんていうか、いろんな人が嘘をついたり都合のいい思い込みで行動するから、すっかり疑心暗鬼な作中人物たち、、、

でも、はっきりした。
刑事の娘、屋上から墜落死した生徒の同級生、藤野涼子がヒロインだということ。

クリスマスの未明に中学生が屋上から墜落死しただけでも事件なのに、またもうひとり同級生が亡くなってしまう。

藤野涼子はこれ以上真実を隠されたままマスコミや世間の噂に揺るがされるのが嫌になり、真実を知る為に「私がやるべきことが何かわかった」と決断を下したところで下巻終了!!!
今まではプロローグで物語はこれから始まります感、でてきた^ ^

まあ、それにしても悪気がないけどうっかり?したひとの多いことにびっくりする。
ここに登場する、担任の森内先生なんてその最たるものだと思う。
ま、私が中学生で森内先生が担任だったら嬉しくて懐いちゃうと思うけど。
若くて綺麗な先生で。
でも、まだ自分が教師だという自覚が乏しく思われるし、生徒を選り好みしているのを生徒に見抜かれているし、、
うかつな大人。
だからと言って、こんな不当な目に合わせられるのは違うけど。
この森内先生のされる嫌がらせほど、怖いものはない、、
あずかり知らぬところからの自分に向けられる悪意、、怖い。
宮部みゆきの杉村三郎シリーズ、「誰か  Somebody」「名もなき毒」につながるテーマでもある。

このまま第2部 決意、第3部  法廷と巻を追うごとに彼ら中学校の事件はなにかしら進展をして、真実に近づいてゆくのだと思う。
私は、森内先生の受けた仕打ちもきちんとおとしまえつけてあるといいなぁ、なーんて思いながら次の巻へ進むのだ。

ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)

ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)