straysheepのなにか好きなもの

フィギュアスケートと読書と映画と雑貨といろいろ、について

悲しいからこそ美しい LA LA LANDを観て

今更、LA LA LANDの感想を…。

実際見たのは封切りしてすぐ、だったのに。

とても切ない映画だと思ったのに、それ以上の感想が出てこなくて…。

でも今日、映画のいちばん有名であろう曲が流れてきて、ラスト数十分を思い出してまたまた切ない気持ちになりました。

この映画は、前半はなんてことなくふうん、という感じで観ていたわたし。

 

f:id:straysheep_223:20170530234109j:image

前半でいちばん有名な場面でしょう!

 

ハリウッドってクリスマスにノースリーブワンピでぶらぶら歩いててもいいくらいの気温なの?とか物語の筋とあまり関係ないこと感じていました。(ヒロインがクリスマスパーティーのあと、お外をぶらぶら歩いてるときノースリーブワンピ、というかドレスだった!)

  

 

 

ここよりネタバレとなります

 

 

 

後半のあったかもしれないもうひとつの未来、そここそがこの映画のすべて!

きちんと切なくなるための、前半。

だからか底抜けに明るい。ドレスも黄色など明るい色のドレスが多いのが前半。

せつなくなる後半は特に秋には落ち着いたブルーのニットや黒のドレスなどである。

ふたりの関係や気持ちを衣装であらわしている。

 

女優をめざしてオーディションを受けまくって落ちて、の繰り返しのミアと、ジャズバーレストラン経営を夢見る売れないジャズピアニストのセバスチャン。

クリスマスの夜のジャズバーでピアノを弾くセバスチャンとの出会いは冬。

再会の春、愛し合う夏、別れの秋、と季節ごとに物語が動いていく。

ラストは納得いかないし、賛否両論あるっていうのもわかる気がする。

ヒロインが夢をかなえてハリウッドに戻ってきたとき、待っている旦那様がまさか セバスチャンではないなんて。

ミアが旦那様とぶらりと入ったジャズバーは、見覚えのあるお店の設え…というのも、セバスチャンと夢を語り合っていた頃にミアがセバスチャンのために描いた通りのお店だった。

そこはミアと別れた後に夢を叶えたセバスチャンのお店。

ジャズバーで見つめ合うセバスチャンとミア、そこからそうなって欲しかったもうひとつの未来が始まる…

 

ふたりは愛し合いずっと一緒に暮らして行きました、というラスト。

でもそれはただの妄想というか、おそらく映画を見ている人たちがみんな、こうなって欲しかったなあ…と思っているラスト。

流れるピアノが切なすぎる。

 

わたしはこの映画はとてもいいと思いましたが、たったひとつ、ヒロインが苦手。

ヒロインの性格とか設定とかではなく、顔がすごーく苦手。

そのおかげでなかなか映画の中に入り込めなかった。

でも逆に、そんな苦手なヒロインをさいごは気にならなくなるくらいに、物語に集中しました。

(とっくに観終わったいまは、やっぱり苦手な顔立ちだなと思うけど)

あ、でもやっぱミア自体あんまり好きではないかも。

女優になれたのは、あきらめたミアを迎えにきて説得したセバスチャンのおかげなのに、なんだよ!ってう結末だったからなぁ…

会社の先輩がラストがハッピーエンドじゃないから好きじゃない、とこの映画について言っていましたが…この映画、もしあのままミアとセバスチャンが結婚してミアも女優になりました!ってお話だったら全くつまらない映画だったんじゃないかな?と思うので、すべてのミアの勝手な部分もまあ許せるのです。

ラストがほろ苦いから評価も高かった。

 

エマ・ワトソンがミア役のオファーを断って『美女と野獣』を選んだという噂を聞きましたが、エマ・ワトソンのほうが美しいし観ていてよかったとは思うけど、エマ・ストーンのほうが年齢的にも似合っていたと思う。

エマ・ワトソンがなぜ『美女と野獣』のほうを選んだのかは謎ですが…(先週みてきてほんとにどうなんだ?と思った映画でした)

エマのところにオファーがあったときは、タイトルだけで内容も決まってない段階だったとのことです。

 

「LA LA LAND」はロスアンジェルスの愛称のひとつで、「アタマがお花畑的な世界に入ってしまっているひと」のことを指して「彼女はいまラ ラ ランドにいる」とか使うと教えていただきました。

そうだとすると、これはこの映画ではどんな意味を持つのか…、ちょっと皮肉な感じがします

まるまる1冊浅田真央!Number特別創刊号

浅田真央現役引退に悲しんでいたら、いつのまにか国別対抗戦が終わっていました…。

エキシビションでの、メドベージェワのセーラームーンのみ観た、という…。

メドベージェワの「月に代わってお仕置きよ!」のところ、とてもキュートでした!

三原舞衣ちゃんも、樋口新葉ちゃんも自己ベストを更新したようで、いいシーズンの締めくくりになったのではないかな。

 

そんな私はといえば、Number特別創刊号『永久保存版 浅田真央』を食い入るように読み込んでいました!

伊藤みどりさんや、浅田真央ちゃんについての著書をもつノンフィクションライター宇都宮直子さん、アルトニアンコーチ、タラソワコーチ、振付師のローリー・ニコル氏などの真央ちゃんへの寄稿もあり、読み応え充分の内容となっています。(あれ、どうして山田満知子コーチの寄稿がないんでしょうか)

なかでも19ページからの恩返しのスマイルを、という記事、知っているエピソードばかりなんだけど、ソチ五輪のショートからフリーの間のことが書いてあって、泣いてしまった。

浅田真央ちゃんと、佐藤コーチの絆。

 

いちばん好きな写真は、これ。

f:id:straysheep_223:20170424015517j:image

最後の全日本。

最後の全日本は、バンクーバーフリーやソチフリーを見る時と同じく、涙が滲んでしまうわたしです。

ジャンプ不振の中、3度のトリプルアクセルを跳んで銀メダルに終わったバンクーバー

ショート16位から驚異の追い上げ、8トリプルとトリプルアクセルとステップで浅田真央のスケートの集大成を魅せてくれたソチ。

そして、怪我から思うような演技ができなくて、はじめて国際大会に選ばれることなく終わった全日本。結局これがラストとなった全日本。

わたし、シニアデビュー仕立ての真央ちゃんを中国杯でみたとき、この子はどんどん勝ち続けてあっという間に当たり前にオリンピックで金メダルを獲っていくんだろうなあ、と感じたんです。ちょうどいまの羽生くんみたいな感じに。天才が努力すると大変なことになる!って。

本人もオリンピックで金メダル!と無邪気に話していて、トリノに出られなくてもバンクーバーがあるからいいじゃんって思っていた。

なかなか思った通りにならないものだなあ、としみじみ思います。

Number読んでいて、いろいろ昔の真央ちゃんのことを思い出し、バンクーバー五輪のシーズンの、あの恐ろしいほどのジャンプ不振はなんだったんだろう、シニアデビュー2年目のステップからのトリプルアクセルもなんだったんだろう、と思ったり…。あの頃からショートの連続ジャンプすっぽ抜け、始まりました。

どういう戦略だったのか、とか誰か対談で本人に聞いてくれるといいのに!

 

フィギュアスケートの好きな友達と、浅田真央集大成というか浅田真央全集みたいな感じで、今までのショート、フリー、エキシビション全てDVDBOXにまとめて売ってくれないかな?と話してます。どこかで企画してくれないかな

さよなら、真央ちゃん

さよなら、と言っても現役引退するだけなのに、なぜこんなに寂しい気持ちになるのでしょう。

 

真央ちゃんのようなスケーターは特別です。

とても好きなスケーターや(わたしの場合は安藤美姫ちゃん)、とても好きなプログラム(サーシャ・コーエンの黒い瞳やキムヨナの死の舞踏など)以外でYouTubeや録画した演技を繰り返し繰り返し見るような演技をするひとは、浅田真央ちゃんだけでした。

シニアに上がりたての頃の演技は、妖精のようで可憐だけれどあまり興味もなかったけれど、タチアナ・タラソワの振付になったシーズンから、信じられないくらいに垢抜けたというか洗練されたのにびっくりしたのを覚えています。

2007-2008シーズンの「バイオリンと管弦楽のためのファンタジア」は未だにわたしのなかの大好きな演技ベスト3に入ります。

鳥のように羽ばたく真央ちゃん…!

Mao Asada 2007 National Championship SP Fantasy for Violin and Orchestra - YouTube 

ほかにももちろんソチのフリーのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、バンクーバーのフリーの鐘。「愛の夢」も「アイガットリズム」も大好き。

エキシビションナンバーなら、タンゴも何度見たかわからない!

浅田真央 Por una Cabeza+シュニトケ:タンゴ(ロマノフ王朝の最期) - YouTube

 

スケートファンなら誰もが思っていることに、真央ちゃんに五輪の金メダルをとってほしかった、とらせてあげたかったなどがあると思うし、わたしもほんとうに同じ気持ちでした、ので現役引退はものすごく寂しい。

でも、世間(かどうかわからない一部のひとたち)の言うバンクーバー五輪で本来金メダルじゃなかったのがおかしい論には首を傾げざるを得ない。

バンクーバー五輪で五輪金メダルがとれてたらなあ、とは切実に思うけれど、3アクセルを3回跳んだのに跳んでない選手に負けたのは変!陰謀!みたいな論調はとても苦手です。

(ソチのキムヨナがノーミスなのにちょいミスあったソトニコワに負けるのおかしい!論も苦手でした)

あのシーズンの真央ちゃんは、ほんとうにジャンプが不調だった。

セカンドループをダウングレードされまくった影響か、3回転の連続ジャンプをプログラムに入れられなくて、苦肉の策としての3A2Tを入れる。単独ルッツやサルコウを入れられない代わりか3Aを単独でも跳ぶ。

いえ、ルッツが苦手(苦手というかロングエッジでマイナスされることが多かった)だから3A入れちゃおう!なんて普通の選手には無理。

ほんとに3Aに自信があったんだな!と尊敬ですけど、クリーンな判定を受けることのできるジャンプの種類が通常より少なかったという状態。それでも基礎点は金メダルの選手より高いので…納得いかない気持ちはとてもとてもわかるし、悶々しちゃいますけどね…いまだに。

けど、不調のシーズンの五輪でそのときできるいちばんの構成であれだけの演技ができたのは真央ちゃんの真骨頂、だと思います。

 

それよりも、ソチフリーの演技の点数がダントツ1位じゃないほうが気になったり。

フリー1位(合計も金メダル)のソトニコワは勢いのある演技で、後半の3連続ジャンプで少し躓いたこと以外ノーミスで、加点もたくさんつきましたが…真央ちゃんの演技と比べて7点も上かぁ?という気持ち…。

ちなみに真央ちゃんの伝説のフリーは、フリーだけなら3位。えっ!1位じゃないの?2位でもないの?と驚きますよね…

フリー1位は先ほども書いたソトニコワ、2位はキムヨナなのです。

でもほかの選手が審判も人間なので試合会場の雰囲気などもあると言っていたので、仕方がないのかなぁ。

真央ちゃんは認定されなかったとはいえ、8トリプルに加えてあのステップ、スピン、スケーティング…やっぱ演技の順番が早すぎて点数が高い抑えられたのが痛いです。

プロトコルを見れば…<だのeだのついているので仕方がないのかなぁ(2回目)

ま、どんなに<マークがプロトコルに刺さっていようとも、わたしは真央ちゃんのセカンドループ好きです!

同じセカンドループでも安藤美姫ちゃんのルッツループはびゅん!という感じなのに対し、真央ちゃんのフリップループはなぜふんわりしているのでしょうか。あ、わたしはどちらも大好きです!びゅん!もふんわりも。

 

真央ちゃん現役引退の際の、村主さんのコメントがステキでした。

村主さんて、いつもスケートのコラムでもTwitterでも、ほんとうにクレバーでステキな人なんだなという発言が多いです。

とくに全日本のあとのこれは…グッときてしまいました。真摯でやさしい…。

自己ワーストで今季を終えた浅田真央に向けた、先輩スケーター村主章枝が送った言葉 - Spotlight (スポットライト)

スケートも好きだったけど、いまの村主さんはもっと好きかも。

 

わたしはショーより競技のスケートが好きなので、真央ちゃん現役引退によるいわゆるロスはまだまだ続きそうです。

例えば元気に平昌五輪でキャスターを務める真央ちゃんをみても切なくなりそう。

真央ちゃんを現役引退と共に、ひとつの時代が終わったと感じてしまうからでしょう。

 

真央ちゃんのこれからもまだまだ続く人生、スケートもそのほかいろいろなこともすべてが真央ちゃんの望むようになりますように。

2017年世界選手権 女子フリー&男子をすこしだけ。

本日の羽生くんのフリー、凄かったです。

ルールが後半のジャンプは基礎点に1.1倍になって以来、とにかく点数が高いっ

羽生くんはジャンプも凄いけれど、スピンもスケーティングもほんとうに綺麗です。

ただ今回のフリーの曲(久石讓さん)のせいなのか、さらっと見てしまった。

失敗してしまったけれど、今季はショートのほうが好きだったな!

 

ハビちゃんは、まさかの表彰台落ち。

びっくりしました。彼には3連覇の重圧がかかっていたのかな。

 

わたしは男子では羽生くんとパトリック・チャンの演技がすき。

パトちゃんはショートでの初100点台でむかえたフリー、苦手の3アクセルと後半の4トウループの失敗が響いて5位。

なかなか難しいものですね。。。

彼の演技はジャンプがひとつもなくてもみていられるくらい、きれいで滑らかなスケーティング。

 

それにしても、羽生くんと宇野くんの1.2フィニッシュはほんとうに素晴らしい!

しかも、余裕の3枠でオリンピックも楽しみです!

 

男子結果:

1 .羽生結弦  日本   321.59
2 .宇野昌磨  日本  319.31
3 .金博洋  中国 303.58
4 .ハビエル・フェルナンデス  スペイン 301.19
5 .パトリック・チャン  カナダ 295.16
6 .ネイサン・チェン  米国   290.72
7 .ジェイソン・ブラウン  米国  269.57
8 .ミハイル・コリヤダ  ロシア 257.47
9 .ケビン・レイノルズ  カナダ 253.84
10 アレクセイ・ビチェンコ イスラエルイスラエル 245.96

19 .田中刑事  日本 222.34

女子は安定のメドベージェフが金メダル。

彼女は2連覇だけれど、ロシアとしてはソチ五輪からずっとずっと制覇している状況。

2014年の世界選手権をぬいて、(浅田真央が3度目の金メダル)ソチ五輪  ソトニコワ、2015年  トゥクタミシェワ、去年と連覇のメドベージェフ。

す、すごいです、ロシア。

平昌五輪も何事もなければ余裕のメドベージェフが金メダルをとりそう。

彼女の演技、エモーショナル。

ジャンプも両手あげてのタノジャンプもそれはきれいに決めていた。タノジャンプを入れる選手は多いけれど、見た目が汚くなるくらいなら入れないほうがいいのでは…とか思っちゃう選手も多い中、メドベージェフのはいつもきれいです。ステップもスピンも、、うーん、精神も強そうですし、真央ちゃんの大きな壁です。 (真央ちゃんが平昌五輪でメダルとれたらいいな、という気持ちをまだあきらめられない)

2位と3位はカナダのオズモンドとデールマン。ふたりとも今季の活躍ぶりはすごい!

 

三原舞衣ちゃんのフリー、ほんとうに素敵でした。ショートで珍しいミスをして相当悔しかったんでしょう。。。

ノーミスのシンデレラのあと、くるくる回って喜ぶ姿は可愛かった!

彼女は日本女子のなかでは加点がつくスケーター!ジャンプもとても素晴らしいけれど、メドベージェフと同じでオールマイティというかすべての平均点が高い選手だと思います。

初出場5位。ショートでの失敗が残念でした。

でも、四大陸に続いて世界選手権でももし両方ノーミスで揃えていたら、200点超えすることがわかったことは、とても大きな収穫になったのではないかな。

 

本郷理華ちゃんのフリー、リバーダンスってほんとうに素敵なプログラム。

わたし、大好きなので観るのが楽しみで、実際演技が始まったら…魅入ってしまって枠とりとかそういうの、すっかり忘れてしまった。

怪我の影響でジャンプミスが多く点数は伸びなかったけれど、手を腰に当てて胸を張るところからの後半のステップの盛り上がりは忘れられない演技となりました!

順位は残念でしたが…。

 

今大会ではポゴリラヤのフリーが印象的、でした。突然あんな風に大崩れしてしまうなんて。

最初のジャンプを失敗して動揺のあまり取り戻せないまま、演技を終えてしまったのでしょうか。何度目かのジャンプの失敗のあとの、観客の応援の拍手が切なかった…。

演技終了後に氷に突っ伏して涙を流す姿、キスアンドクライで涙目のなか無理やり笑う姿…いろいろ忘れられそうもありません。

 

女子は4期ぶりに2枠。

真央ちゃん、宮原さん、三原さん、新葉ちゃんのほかにもシニアにあがってくる本田真凜ちゃんと熾烈な戦いとなりますね…

 

現在のところ、ゲガ完治後の宮原さんと三原さん、が代表に近い場所にいるのかなあ。

わたしとしては、真央ちゃんに行ってほしいし、世間的には本田真凜ちゃんを期待してるっぽい…

 

もう国別対抗とかに出なくていいので、いますぐオフをとったあと、早くから次シーズンの準備をしていただきたいものです。

 

女子結果:

1.エフゲーニャ・メドベージェワ ロシア 233.41
2 .ケイトリン・オズモンド カナダ 218.13
3 .ガブリエル・デールマン カナダ 213.52
4 .カレン・チェン 米国 199.29
5 .三原舞依  日本 197.88
6 .カロリーナ・コストナー  イタリア 196.83
7 .アシュリー・ワグナー  米国 193.54
8 .マリア・ソツコワ  ロシア 192.20
9 .エリザベート・トゥルシンバエワ カザフスタン 191.99
10 .チェ・ダビン 韓国 191.11
11 .樋口新葉  日本 188.05

16 .本郷理華  日本 169.83

たったひとつの小さな嘘 ケイト・モートン『リヴァトン館』

『忘れられた花園』『秘密』のケイト・モートンのデビュー作。

上の2作品がすごーく面白かったので、デビュー作も読みたいと思ってました!

 

リヴァトン館

リヴァトン館

 

98歳で老人施設で暮らすグレイスの元に、ある女性映画監督があらわれ、『リヴァトン館』で起きた悲劇的な時間を映画化するので、生き証人であるグレイスにインタビューを申し出る。

グレイスは第一次世界大戦が始まろうとしている英国のお屋敷で、メイドとして働かことになった当時を回想してゆくというお話で、主人公の独白と過去の出来事が飛交う。

カズオ・イシグロ日の名残り』のように階級社会をなんの疑問もなく、ご主人様への奉公にプライドをもっていた執事や侍女が登場するところも興味深い。

リヴァトン館には美しい姉妹、ハンナとエメリン、とその兄デイビットがあり、グレイスはいつも3人に憧れていた。

あるとき、兄が友人のロビー・ハンターを屋敷に連れて来て、ロビーが銃で自殺するという事件の真相をグレイスが知っているようで、それが最後の最後にわかること。

そこを読んでいて衝撃を受けてしまった!

グレイスが語り手だけれど、ヒロインは家族の姉妹の姉、ハンナ。美しく理知的で、生まれてくる時代がもう少し遅かったら。

ある小さな、悪気のない嘘がハンナの人生を壊してしまう…

とても衝撃を受けて面白かったんだけれど、途中中だるみがあり、ある素敵な偶然をうまく使えていないエピソードとなっていて、残念。

全日本選手権女子ショート 2016

  1. 浅田真央ちゃんの復活具合
  2. 本田真凛ちゃんの演技
  3. 大庭雅ちゃんのショートプログラム

上記が本日のわたくし的見所です。 

 【女子ショート結果】

1 宮原知子 関西大 76.49
2 本郷理華 邦和スポーツランド 69.20
3 樋口新葉 日本橋女学館 68.74
4 本田真凜 関西大中・高スケート部 67.52
5 三原舞依  神戸ポートアイランドクラブ 65.91
6 坂本花織 神戸FSC 63.36
7 松田悠良 中京大中京高 61.63
8 浅田真央  中京大 60.32
9 鈴木沙弥 邦和SC 60.06
10 大庭雅 中京大 59.19
11 滝野莉子 大阪スケート倶楽部 59.13
12 村上佳菜子  中京大  58.52

 

 もう、フリーでちょっとくらいミスしても優勝確定なのは、宮原さん。本日も安定感のあるジャンプでした。

本田真凛ちゃんは、ジュニアグランプリファイナルを棄権した悔しさが、演技に表れていたように感じます。楽しそうに滑っていた。真凛ちゃんの演技って、溌剌としてるのに可憐で、好きだなあ。

大庭雅ちゃんのショートは、安藤美姫ちゃんが作ったプログラム。「ミッション」は本人もプログラムで使用していて、そのシーズンは全日本もワールドも優勝 したという縁起のいい曲。ここ数年全日本選手権でいい結果を出せていなかった雅ちゃんだけれど、憧れの安藤美姫ちゃんが作ったというだけでがんばれたんじゃないかな?ショートは会心の出来でした!フリーもこの調子でがんばれ!

 そして、浅田真央ちゃん。

公式練習でも調子がもどってきているということで…どうかな、って最終滑走までドキドキでした。

ジャンプでは真央ちゃんより高い得点の選手はたくさんいるけれど、こんなにステップやスピンで魅せられる選手はほかにいないでしょう!

羽ばたく鳥のような演技は見応えあり!

f:id:straysheep_223:20161225010712j:image

どのポーズも素敵な真央ちゃん

羽ばたく鳥といえば、はじめてワールドを制したシーズンのプログラム「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」も羽ばたく鳥のようなプログラムでした。

真央ちゃんのショートプログラムではいちばん好きです。 

タチアナ・タラソワとの初タッグで、いまの洗練された真央ちゃんはここから始まったと思う

f:id:straysheep_223:20161225011001j:image

結果論だけれど、ショートは入れられるジャンプが3つで、ひとつの失敗が命取りとなるので…ショートは2アクセルで、フリーに3アクセル入れたらよかったんじゃないかなあ…。せめて、3アクセルを回りきってステップアウトとか手をつくとか、もしくは2アクセルになっちゃったとかならよかったのに。シングルアクセルじゃあ0点だよね、、、あと5点入ってたら最終グループだったのにね

女子は1位以外は僅差なので、だれが表彰台になるのかわかりません!

 

男子はフリーも終わって、宇野くんの初優勝!

私は特に無良くんのファンというわけではないけれど…羽生くん欠場の今大会、彼にとって全日本選手権優勝のラストチャンスだったのではないかな?と思い、応援していました!

彼はなかなか調子が続かないことが多く、ショートフリー揃えるのも数えるくらいだし、この大会がとても良くて次は全くダメとかもあったりして…すべてのジャンプが決まると迫力のある男らしい滑りをするのもあって応援してたんだけどな…残念。

後半、体力がもたなかったのかしら。

ジャンプミスが相次いだのが敗因かな?

宇野昌磨くんが初優勝!

そして、羽生くんと同世代の田中刑事くんがとてもいい演技をして2位!

田中くんもフリーでちょいミスありハラハラしましたが、何事もなければワールド代表に選ばれるかも!

羽生くん、宇野くん、田中くん。なんか新鮮なメンバー。

ワールド代表(四大陸も)の発表は、女子フリーが終わった後とのことです。

SMAP解散 ノスタルジックな1日

母がたっくんの大ファンです。

たっくん、ってSMAP木村拓哉、で彼は確かにそう呼ばれていた。

いつの日からかキムタクになっていったけれど。

母がはじめてたっくんをみて、私にこの子は誰?って聞いてきたのは私が高校生か中学生の頃。

スペシャルドラマ「松葉杖のラガーマン」をみた直後。主役が木村拓哉で、練習中の事故で四肢麻痺になるラグビー部員を演じていました。 

  このドラマと斉藤由貴の弟役を演じた「おとうと」で、母はたっくんの虜に…。

SMAP木村拓哉だということは、私がクラスの友達からきいて判明。まだ歌デビューはしてなかった頃かも。

確かに、そのふたつのドラマの木村拓哉はものすごくよかったです。

そう考えると木村拓哉SMAPデビュー前からいい役柄に恵まれていたのかな

 なーんてことを思い出してしまったのは、SMAPのベスト盤を家事をしながら聞いていたからです。

思いのほか学生時代を思い出して、ノスタルジーに浸ってしまった!

f:id:straysheep_223:20161223134923j:image

家事が滞るわ。

ちなみに、私は当時稲垣吾郎のファン。朝ドラ「青春家族」や映画「さらば、愛しのヤクザ」などみたことをうっすら覚えてるな…

君色思い」という曲が大好きで、聴くたびに切なくなってたこととか、「あすなろ白書」のなるみ(石田ひかりちゃん演じるヒロイン)の真似してタータンチェックのショールを買ってもらったこととか、思い出が巡る。

ちなみに、私は「あすなろ白書」は取手くんより断然掛居くん派!

まわりでは(母含め…)取手くん胸キュン派が多かったけれど、一緒に一夜を過ごした後ヒロインに「なんで私寝ちゃったんだろう…」などといわれてしまう男の子に興味が湧かなかったですね、当時は。  そんな悲惨な男の子の役を当時の木村拓哉が演じてたんだなぁ、と感慨深い。

あすなろ白書」は大好きな北川悦吏子さんが脚本のドラマ。

木村拓哉×北川悦吏子のコンビは最高だと思います。

つい先日NHKでやってたドラマ「運命に、似た恋」ももう少し若かったら木村拓哉にやってもらいたかったな…と思いながら見てましたし。

初タッグの「その時、ハートは盗まれた!」での一色紗英ちゃんと内田有紀をとりあう高校の先輩役は、ファンじゃなくても素敵だった。

そして、「あすなろ白書」の取手くんを経て「ロングバケーション」の瀬名くん! 

ロングバケーション [DVD]

ロングバケーション [DVD]

 

 他人の気持ちばかり考えてしまって優しすぎて恥ずかしがり屋で自分の気持ちを外に出せない、それがピアニストとしての壁となってしまっているピアニストを目指すヤマハで働く瀬名くん。

オープニングの主題歌「LALALA LOVESONG」が流れるところの中盤、山口智子木村拓哉に全体重をかけて背中に乗ってるけど、逆に木村拓哉山口智子の背中に乗るときは彼女が重くないようにそっと背中を預けてるところがあって、それは脚本なのか演出がすごいのか木村拓哉がすごいのか分からないけれど、なんて瀬名くんの性格を簡単にでも確実に表してるんだろう、と当時からドキドキしてました。

瀬名くんはドラマ史上いちばん好きな男性のキャラクターです!

さすが北川悦吏子

その後、「空から降る1億の星」でふたりのタッグはストップしてるけれど、大人になった木村拓哉でなにかドラマ作ってくれないかな、と切望する今日この頃…

 SMAPの曲は中居くんや草薙くんや香取くんのドラマの主題歌になってるものが多いんだけれど、私が曲をきいてて思い出すのは木村拓哉ばっかり。

私の青春を彩るSMAPの曲とか思ってたけれど、SMAPというより木村拓哉なのか、もしかして。  

それだけに、解散報道後のSMAPをとりまくいろんな記事に心が痛みます。

スマスマも次のスペシャルで終わってしまうし、もうSMAP5人で歌う新しい姿は見られない。

なんか、切ない…

それでも人生は続く、と大袈裟に感じてしまうのは、私は思ったよりもずっとSMAPを好きで、解散しても応援していきたい。